【小さな小さな旅210926】－ジュンサイ池観察会－

いつもの散歩コースのひとつに蓴菜（ジュンサイ）池があります（写真①）。下総台地の谷津（谷戸）にできた南北に細長い池で、北の端は水生植物保存のための湿地になっています。この湿地を中心に自然環境の保全活動をするNPOに「ジュンサイを残そう市民の会」というのがあり、散歩のついでに覗いてみたのをきっかけに勧められて入会しました。今日は私にとって初めての参加になった会主催の企画「クモの調査会（観察会）」。会員とその家族20人ほどが集まり、蜘蛛学会の専門家の先生の案内で池の周りを見てまわりました（写真②～④）。クモの種類はもちろん、クモの巣に霧吹きで霧をかけて見やすくする技、餌を捕まえるときのクモの作戦と巣の形の特徴、雄と雌の見分け方、などなど、初めて知る事柄に久しぶりにワクワクしました。我が家の庭では邪魔者に過ぎなかったクモの巣、たかがクモ、されどクモ、尊敬です。来月はトンボと秋の虫の観察会が予定されているとのこと、できるだけ参加するつもりです。最後の写真⑤はおまけですが途中でであったシャチホコガの幼虫。初めて観てこれにも感動。散歩に楽しみが増えました。