100513 京成バラ園

もうそろそろバラが咲いている頃かな，と思い，八千代市にある京成バラ園に行ってみた．つぼみは大きくふくらんでいたが，まだ少し早かった．あと10日ほどで見頃とのこと．園内を一回りして，奥の方にある野草園に行ってみた．

フタリシズカ　Chloranthus serralus　（センリョウ科）

まだ花穂が十分に伸びきっていないが，特徴がある野草なので薄暗い林の中でもすぐにそれと解る．二本の花穂のうち一つは義経を慕って舞う静御前，もう一つは静御前につきまとう幽霊だという．

クマガイソウ　Cypripedium japonicum  （ラン科）

大きく膨らんだ花を，熊谷直実が弓矢を防ぐために背負った母衣にみたててこの名が付いたという．花の名を付けた人は広い教養があったのだろう．花を見る人も教養が必要だ．

アマドコロ　Polygonatum odoratum var. pluriflorum 　（ユリ科）

ナルコユリとの区別がまだよくわからない．茎がアマドコロの方が少し角張っていると言うが・・・