五月晴れが長続きしませんね。雨で痛んだバラを修復している間に,また雨が降ってきます。草も生えてくるし、びしょ濡れになりながら野良作業です。気に入ったバラの写真が撮れないので、 今日は庭に咲いているチョット変わった花を紹介。写真①は食虫植物のサラセニア。先月からひょろひょろと細長い花茎が真っ直ぐ上に伸び始め、60㎝ほど伸びたところでU字型に曲がり、先端に径4㎝ほどの真っ赤な花が下向きに咲きました(写真②)。捕虫葉の奇抜さもさることながら,花もなかなか・・・。写真③はグリーンネックレスと言う名で売られている観葉植物の花。玉すだれのような株姿をした多肉植物ですが、花を見るとキク科であることが解ります。写真④は巻いた葉が特徴的なフリズルシズルという球根植物。我が家ではクルクルパーと呼んでいますが、30㎝ほど伸びた花茎に余りパッとしない花が10個ほどぶら下がります。写真⑤はナツロウバイの花。大きな葉の陰に隠れて下向きに咲くので目立ちませんが、よく見るとなかなか美しい花です。それにしてもこの雨、いつまで続くのでしょうか。来週は晴れて欲しいなあ。
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| サラセニア Sarracenia sp. ; 和名をヘイシソウという。瓶子草と漢字で書けばその意味がわかる。北アメリカ原産で18世紀にこの植物を発見したカナダ人の医者サラジン(Sarrasin)にちなむ。ハエトリソウとともに我が家の食虫植物ビオトープの主役。 |
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| サラセニアの花;まだ完全に開ききっていないが、このあといろいろ花姿が変わるようだ。種はできるのか? もうしばらく観察することにしよう。 |
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| グリーンネックレス Senecio rowleyanus; アフリカのナミビア原産。球状の葉に水分を溜めている。ハンギング仕立ての観葉植物の代表格。花は管状花のみで 花びらを持つ舌状花はない。 |
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| フリズルシズル Albuca spiralis; 南アフリカ原産の球根植物で、数年前に園芸店で買ったときには「ナンジャコレ」という名札が付いていた。 |
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| ナツロウバイ Sinocalycanthus chinensis; 中国浙江省の山岳地帯に自生しており、中国では絶滅危惧種の指定を受けているそうだ。春先のロウバイに比べると花は大きく香りもないが、花後に「偽果」ができることは同じ。 |
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